「導入検討をしたいから、●●領域のサービス(SaaS)について調べておいて」と上司に言われたのでまとめようとしている方向けに私が調べたSaaSサービスをまとめてみました。
比較サイトでも確認ができますが情報として一覧で俯瞰で見ることが難しいので、プロダクト名やリンクだけでなく、価格イメージもフォーマットにして横ぐしで見れる形になっています。
なお、最低価格イメージは調べられる範囲で記載してあるので、実際は各社に問い合わせしてもらうことをオススメします。今後、色んな領域を少しづつ更新をしていきます。また、プロダクト概要はサイトから引用をさせていただいております。
データでほしい方がいればTwitterのDMからご連絡ください。

SaaSとは
「Software as a Service」の頭文字を取った略語です。
Googleトレンドで調べたところ、日本国内では2006年くらいからキーワードが注目され始めました。
2006年以前は、オンプレミスやパッケージ製品での販売が中心であり、ユーザーは「買い切り」で購入をしていました。
一度購入すると、バージョンアップなどがあった際は、また新たに購入しなければなりませんでした。
2006年以降はSaaS型としてソフトウェアをインターネット経由で購入・利用することがトレンドになり、いまでは多くのサービスが「月額形態」でソリューションを提供しています。
SFA領域のSaaSサービスまとめ

コチラの記事(SaaSのSFAサービスを一覧化してみた【目安の最低導入価格も順次追記】)にてSFA関連のサービスをまとめています。
(余談)SFAの要諦は「運用」
Sansanが2019年にリリースしたオンライン調査の『顧客データ管理に関する実態調査(2019年度版)』では以下の3点が整理させています。※記事後半はSansanのサービスPRになりますが簡単にサマると、
企業のSFA・CRM・MAツールの導入状況
・SFAとCRMを利用している企業が多い
・もっとも使われているのは「Salesforceシリーズ」
ツールを導入する企業が増える一方で、顧客情報の不備でトラブルを引き起こすことも
・顧客情報不備のトラブルは約60%の人が経験している
・トラブル原因は「メールの誤送信」が最も多い
トラブルの多くは人的ミスや情報の更新漏れであることが原因
・顧客情報入力時の人的ミスが原因で顧客情報に欠損が生じたと回答
・既存の顧客情報の更新がされていないなども
ツールは入れて終わり、ではなく、運用をいかに円滑にするのかが大切だなと改めて感じました。
人事領域のSaaSサービスまとめ

コチラの記事(人事評価システムなどHRTechのサービスを一覧化してみた【目安の最低導入価格も順次追記】)にてSFA関連のサービスをまとめています。
(余談)人事領域の市場規模は将来的に120億になる…?
レポート『ITR Market View:人事・人材管理市場2020』によると、人事評価システムなどの管理システムが関わる市場は「従業員エンゲージメント市場」に位置付けられているようです。
市場規模は年々拡大し、2023年度には120億円に迫る規模に拡大すると予測しています。120億の市場規模は「電子機器」「運送」「携帯電話」と匹敵するマーケットです。これから面白い領域です。

経費精算のSaaSサービスまとめ

コチラの記事(経費精算システムのSaaSサービスを一覧化してみた【目安の最低導入価格も順次追記】)にて経費精算システムのサービスをまとめています。
(余談)国策でペーパレスが進んでいくか…?
令和2年に電子帳簿保存法が改正されました。背景には「ペーパレス」を推し進めていこうというものがあります。
電子帳簿保存法は、帳簿や領収書・請求書などを電子データで保存を認める、というものです。ただし一定の要件を満たす会計ソフトなどで作成しなければなりません。そのため、メジャーに導入されている会計ソフトを導入するのが安心安全かと思います。
SaaSサービス一覧表
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