日常が忙しい人ほど「無駄な時間」を意識したほうがいい。日常の中にある無駄な時間の一つに「買い物」があります。買い物をするための移動、店舗での時間、悩む時間などある方法で削減することができます。筆者自身、あることをきっかけに「買い物のネット完結生活」を始めました。始めてから数年経ちますが、もっと早くこの生活をしていればよかったと後悔をしています。店舗の買い物とネットでの買い物の割合が5:5の方はぜひ買い物のネット完結生活を検討してみてください。この記事は、買い物のネット完結生活に至るまでのプロセスとメリットデメリットなどを紹介しています。
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[ざっくり要約]
店舗での買い物はムダが多い
無駄なものを買わない、できるだけ外出をしないを解決するのがネット通販
買い物をネット完結して困ることは全くない
この記事の結論
時間を有意義に使いたいならば買い物をネット完結にすべき
自分の「人件費」を考えるとネットで買った方が圧倒的にコストが安くなる

忙しい人ほど買い物をネットで完結をさせるべきです。特に欲しいものや必要なものが分かっているなら尚更、お店に足を運んで買う必要がありません。日用品や食材は、正直どこで買っても同じです。もちろん店舗によって価格が異なり、店舗で購入したほうが1点あたり数十円レベルで価格が安いこともあります。
ただ、「移動時間」「店舗で買う時間」などを考えると、ネットで買った方が、店舗まで移動をせず、店舗で迷うことがなくなるので、コストは圧倒的に安くなります。数十円の差額は誤差すぐに回収でます。実際、仕事をしているときのざっくりした時給を出してみれば、1時間の買い物での「自分のコスト」がいかにかかっているか分かります。買い物に充てている1時間を別のことに使うことができるようになります。
買い物をネットで完結させるすゝめをしているものの、筆者の考えとしては、外出の買い物を全くなくすというわけではありません。あくまで「意味のないことをしないため」の目的であり、外出して買い物をする目的を明確にすればいいと思っています。
[外出する買い物の目的]
- 実際に目で見たり、デモをみたりする
- インスピレーションでの買い物をしたい
- 「買い物をする」というイベントにする
筆者が「ネット完結主義」になった理由

生活をしていくうえで買い物は絶対的に必要なことです。「買い物をする」という行為時代はなくすことができません。特に毎日する食事や日常に必要なものの買い物などです。
私自身、買い物をネットで完結する以前は、何の疑いもなく実際店舗に足を運んでおり、特にそれで困ることはありませんでした。もちろんAmazonを筆頭にネットでの買い物もしていましたが、日用品を含むすべてをネット完結にようなど全く考えてもいませんでした。
転機は子供が生まれたことでした。
お子様がいらっしゃる方は分かるかもしれませんが、それまで無意識の選択肢になっていた外食も、乳児や幼児がいると選択肢にすら入らなくなります。代わりに、食事を作る頻度が増え、週に1回もしくはそれ以上の食材の買い物はルーティンになったりします。
いざ店舗に向かうと、無駄なものを毎回買ってしまうということがありました。「これ必要かも」「安井氏買っておこう」など目に入るものの誘惑に負けていました。この行動を反省をして店舗へ足を運ぶまえに必要なものをリスト化していたとしても、いざ店舗にいくと無駄なものを買ってしまったりします。
また、乳児がいる中での定期的な外出もしにくくなったことこともきっかけの一つです。独身や子供がいなかった時には気にならなかった周りの環境(授乳室やおむつ替えがあるのかなど)や天気も気になるようになりました。
このような経験を踏まえて、
・無駄なものを買わないようにしたい
・できる限り外出をしないようにしたい
この2つの悩みを解決できる方法を模索しました。
※そのほか「無駄な時間」を削減していくためにした「生活の生産性を上げるために「やらないこと」を決める」の記事もおすすめです。
悩み解決までの思考プロセス

無駄なものを買わないようにしたい
無駄なものを買わないようにするために、
・メモでリスト化
・意識的に他の物を買わないようにする
を行いました。
結論、一定の効果はありますが、無駄なものを買うことをなくすことはできませんでした。
店舗でにいると「これなくなりそうだったっけ?」「ちょっと安いし買いだめておこうかな」などいろんな思考が巡ってしまいます。目にするものを脳が処理するなかで、必要のないことも考えてしまったりするのかもしれません。
無駄なものを買わないようにするためには、「そもそも店舗にいかない」が打ち手の一つだと思います。店舗に行かずに買い物をする方法を模索しました。
できる限り外出をしないようにしたい
買い物をするための外出を控えるためには、
・買い物を減らす
・外出を減らす
の2つを考えました。
買い物を減らすことは最低限のところまでは絞ることはできますが、全くなくすことはできません。食材やその他の必要材は一定の頻度と量が必要です。実際、必要なものを最低限まで見極めて買い物の頻度を減らそうとしました。結果はイマイチ。
最低限に必要なものを買うものの、すぐに必要なものがでてきてしまったりしました。そのため、もう一つせんたくしである「外出を減らすこと」を模索しました。
半年模索した結果、買い物のネット完結に行きつく
- 無駄なものを買わないようにしたい
- できる限り外出をしないようにしたい
この2つの悩みに対して、それぞれを模索していく中で
・店舗に行かない買い物方法
・外出を減らす方法
を模索し続けました。
そのうえで、両方が満たせるものとして「買い物をネットで完結する」ということに行きつきました。
今なら買い物は基本的にはなんでもネットで完結します。初期登録などはしなければなりませんが、一度登録ができればあとは楽になります。無駄なものも買うこともなければ、外出せずに買い物ができるようになります。
また、ものによっては「買い物の自動化」もでき、買い忘れることもなくなったりします。定期的に必要になるものを登録しておけば自動的に「カート」に入って決済をしてくれます。
筆者の場合、買い物のネット完結のきっかけは「子供の出産」でしたが、実際いまの生活を考えると、もっと前からネット簡潔にしておけばよかったなと思います。仕事の忙しい新卒や独身時代、結婚当社からこの生活ができていたら、より時間を有意義に使えていたなと感じています。15年前の自分にアドバイスをするなら「はやくやっておくべき」と伝えたいです。
買い物のネット完結3つのメリットと2つのデメリット

ここ数年続けている、オンラインで買い物を完結させることができてから感じたメリット・デメリットも整理します。
3つのメリット
私が感じているメリットは3つです。
・無駄なものを買わなくなる
・買いに行く時間や買い物の時間がなくなる
・決済がカードになるので支出が明確になる
無駄なものを買わなくなる
ネットで買い物をするので、必要なもの以外は「カート」にいれることはありません。そのため、必要なものだけを買うことになり、無駄なものを買わなくなります。
買いに行く時間や買い物の時間がなくなる
店舗に足を運ぶことをしないため、使う時間は「買うものを選択する」だけです。これまで買い物に使っていた時間がすべて別のことに使えるようになります。
決済がカードになるので支出が明確になる
思いもよらないメリットでしたが、ネット完結にすることでマネーフォワードやfreeeで毎月の支出が一気に見える化できるようになりました。ネットでの買い物は基本的にはクレジットカードになるため、家計管理ツールに紐づけておくと、なにに、いつ、どれくらい支出したのかがわかるようになります。
2つのデメリット
デメリットはメリットと表裏一体になります。ただこれらのデメリットも考えを変えれば大きなデメリットにはなり肉ものだと思っています。
「その場の出会い」的な買い物が減る
ネットで買い物をすると、店舗での買い物で「目に入って気に入った」「なんとなく気になって」というようなその場の出会いでの買い物がなくなります。ただ、筆者はこのような「出会い」を作るために、あえて買い物に行くことをしています。目的をきちんと設定して、外出での買い物の目的を「その場の出会いの買い物をする」として買い物を楽しんでいます。
支出マネジメントができてないと「使いすぎてしまう」
基本的にカード決済のため、きちんと管理をしていないと「お金を使いすぎてしまう」ことになります。財布から現金がなくなることなく、決済後のレシートや控えもないので、やたらと買い物をすると大変なことになります。
筆者は、この問題を減らすため家計管理ツールを活用しています。
オンラインで買い物ができる比較一覧

オンラインで買い物をするときの「場」を比較一覧にして紹介します。今のご時世、ネット販売をしていないところがないくらい、どこの店舗でも対応しています。自分にあった買い物先を作ってもいいと思います。筆者が買い物のネット完結生活をしていて、便利なものをカテゴリーで分けています。全ては載せられませんが一部を紹介します。
ネット通販 | カテゴリー | 運営会社 | コメント |
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イトーヨーカドーネットスーパー | 日用品・食材・雑貨・書籍・その他 | (株)セブン&アイ・ホールディングス | 日用品の取り寄せに便利。また品ぞろえも店舗とほぼ同じなので「全然ない」ということがない。1回あたり数百円で対応してもらえるのもいい。 |
楽天 | 日用品・雑貨・書籍・その他 | 楽天(株) | |
Amazon | 日用品・雑貨・書籍・その他 | Amazon.com, Inc. | |
イオンネットスーパー | 食材・日用品・消費財 | イオン(株) | |
高島屋オンラインストア | 食材・日用品 | (株)高島屋 | |
ダイエーネットスーパー | 食材・日用品 | (株)ダイエー | |
Oisix | 食材 | オイシックス・ラ・大地(株) | |
セブンミール | 食材 | (株)セブン&アイ・ホールディングス | |
成城石井のオンラインストア | 食材 | (株)成城石井 | |
おうちCO-OP | 食材 | 生活協同組合ユーコープ | |
コープデリ | 食材 | コープデリ生活協同組合連合会 | |
ブックオフオンライン | 書籍 | ブックオフコーポレーション(株) | |
ヨドバシ.com | 家電 | (株)ヨドバシカメラ | |
ビックカメラ.com | 家電 | (株)ビックカメラ | |
ヤマダウェブコム | 家電 | (株)ヤマダデンキ | |
価格.com | 家電 | (株)カカクコム | |
ZOZOTOWN | ファッション | (株)ZOZO | |
UNIQLO ユニクロ | ファッション | (株)ユニクロ | |
GU | ファッション | (株)ジーユー | |
マルイウェブチャンネル | ファッション | (株)丸井グループ |
まとめ
・忙しい人ほど買い物はネット完結をすべき
・生活導線が変化するので「空いた時間」を有意義なことに使える
・自分にあった「買い物のネット完結生活」を作っていけばいい