スタートアップは1回の資金調達でどれくらいの数の投資家から調達するのか?

スタートアップ資金調達まとめ

おはにちばんわ。管理人です。

資金調達をしているスタートアップは、1度の調達でどれくらいの数の投資家(VC・ファンド・事業会社・個人投資家)から受けているのか気になったので調べてみました。

私が日々更新しているコチラのデータ※1,2をもとにしました。期間は2021年1月1日~2022年1月26日までです。

※1 2022年1月27日時点
※2 あくまでリリースを出している企業のみです

結論を先に。

調達ラウンド関係なく全てのデータをみてみると、1回の資金調達で3.5社から調達していることが分かりました。

まあ、なんとなくイメージ通りでした。

以下、詳細になります。調達ラウンドごとにも出しているので興味があればみてみてください。

資金調達1回の投資家の数

調達ラウンド関係なく全ての資金調達を俯瞰的にみたときの数です。サンプル数は508です。

資金調達1回の投資家数(全ラウンド):3.5社

次に、調達ラウンドごとの投資家の数です。

資金調達1回の調達ラウンド別の投資家数

最近、調達ラウンドが細かくなってきているのでわかりやすくするために調達ラウンドを以下で括っています。

シーズラウンド相当:エンジェル、シード、プレシード、プレシードエクステンション、プレシードラウンド、プレシリーズA、プレシリーズAエクステンション
シリーズAラウンド相当:A、Aエクステンション、プレシリーズB
シリーズBラウンド相当:B、Bエクステンション
シリーズCラウンド以上:C、D、E、F

昨年はSpiber株式会社(調達額:344億円)、スマートニュース株式会社(調達額:251億円)、株式会社SmartHR(調達額:156億円)、株式会社TBM(調達額:135億円)、株式会社アストロスケールホールディングス(調達額:124億円)などの大型調達もあり、平均すると異常値が出るラウンドもあったため、中央値も併記してます。

まあ、大体イメージどおりでした。

調達ラウンド投資家数の平均投資家数の中央値
シードラウンド相当3.03.0
シリーズAラウンド相当6.43.3
シリーズBラウンド相当 4.24.2
シリーズCラウンド以上 6.15.3

資金調達1回で最も多かったのは

資金調達1回で最も多かったのは

1回の資金調達で投資家の数が最も多かったのは2件でした。1回あたり15の投資家が参加してました(!)。

1社目:株式会社アルム

1社目は、2021年4月5日に資金調達のリリースが出ていた株式会社アルムでした。

代表者名:坂野 哲平
事業内容:医療ICTソリューションの開発・提供
会社URL:https://www.allm.net/

調達金額:56億円

リリース日:2021/04/05
資金調達ラウンド:Aエクステンション
投資家:SOMPOホールディングス株式会社、三井物産株式会社、エーザイ株式会社、ロイヤル フィリップス、株式会社エヌアイデイ、CYBERDYNE株式会社、株式会社フィナンシャル・エージェンシー、株式会社ミクシィ、株式会社キャピタルメディカ、株式会社ベクトル、SBIインベストメント株式会社、Bonds Investment Group株式会社、みずほキャピタル株式会社、Asia Africa Investment and Consulting Pte. Ltd.、個人株主
これまでの調達総額:—
リリース情報:医療ICTベンチャーのアルムが総額約56億円の第三者割当増資を完了 〜グローバル展開加速と国内サービスの更なる拡大を目指す〜

2社目:DAIZ株式会社

2社目は、2021年4月19日に資金調達のリリースが出ていたDAIZ株式会社でした。

代表者名:井出 剛
事業内容:発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」の開発・製造
会社URL:https://www.daiz.inc/

調達金額:約18.5億円

リリース日:2021/4/19
資金調達ラウンド:B
投資家:味の素、丸紅、日鉄物産、兼松・兼松食品、ENEOSイノベーションパートナーズ、きちりホールディングス、機関投資家(三井住友海上キャピタル(MSIVC2020V投資事業有限責任組合)、農林中央金庫、グローバル・ブレイン(グローバル・ブレイン7号投資事業有限責任組合、KIRIN HEALTH INNOVATION FUND)、kemuri ventures(食の未来1号投資事業有限責任組合)、三菱UFJキャピタル(三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合)、Golden Asia Fund Ventures Ltd.(Golden Asia Fund Ⅱ, L.P.)、QBキャピタル(QB第一号投資事業有限責任組合)、信金キャピタル(投資事業有限責任組合しんきんの翼))
これまでの調達総額:30.5億円
リリース情報:植物肉スタートアップのDAIZ、 総額18.5億円のシリーズB資金調達を完了、累計調達額は30.5億円に 国内生産体制の強化と海外市場への早期参入を目指す

データを見て気になった資金調達

データを見て気になった資金調達

2021年1月1日~2022年1月27日までで資金調達をした508のサンプルをみていて気になったものが2件ありました。

調達ラウンドはシード相当、投資家が多数の個人投資家というものです。前述したように大体2~3投資家から調達するものが多いのですが、以下の2社については10を超える投資家から調達した面白い例です。しかもラウンドはシードラウンド相当。

個人投資家も面々を見ても早々たるメンバーでした。

12の投資家から22億超を調達した株式会社令和トラベルの資金調達

  • ジャフコグループ
  • ANRI
  • グローバル・ブレイン
  • 千葉道場ファンド
  • アカツキ「Heart Driven Fund」
  • ニューラルポケット株式会社 代表取締役社長 重松 路威 氏(社外取締役)
  • ビジョナル株式会社 取締役 CTO 竹内 真 氏(技術顧問)
  • 株式会社ジーンクエスト 代表取締役 高橋 祥子 氏
  • franky株式会社 共同創業者&取締役COO 西川 順 氏
  • KSK Angel Fund, LLC Manager 本田 圭佑 氏

11の投資家が集まった株式会社Morghtの資金調達

  • ANOBAKA(KVPシード・イノベーション2号投資事業有限責任組合)
  • TLM(TLM2号投資事業有限責任組合)
  • 野口 卓也(株式会社バルクオム 代表取締役CEO)
  • 井戸 義経(アンカー・ジャパン株式会社 代表取締役)
  • 武永 修一(株式会社オークファン 代表取締役)
  • 成田 修造(株式会社クラウドワークス 取締役副社長)
  • 島田 大介(株式会社インサイトコア 代表取締役)
  • 坂本 達夫(Smartly.io 日本事業責任者)
  • 伊神 潤(株式会社blitz 代表取締役)
  • 西尾 健太郎(株式会社ゲームエイト 代表取締役)
  • 高原 克弥(株式会社Branding Engineer 代表取締役COO)
  • その他、個人投資家4名

まとめ

この外部記事では、2022年にパーティーラウンドがはやるかも?と出ていましたが、実際はどうなるのでしょうか?

また時間を空けて振り返り記事は作りたいとおもいます。

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2021年/2022年に資金調達をしたスタートアップの一覧を公開してます。ご興味あれば!

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